生まれてから約2か月に迫ろうとしているわが子は、おむつの不快感とおなかが空いたくらいでしか泣かなかったが、最近そのどちらでもない泣きが始まってきた。
調べると「メンタルリープ」という現象みたいで、成長する過程でくるぐずり期みたいな感じのようです。日数の計算もあったりしたので、わが子にどのくらい当てはまるのか今後検証してみようと思います。
メンタルリープとは
そもそもメンタルリープとは何だということで、簡単に説明します。
赤ちゃんは生後20か月の間に10回程度ぐずり期を迎えるといわれており、そのぐずり期の間に知能を急激に成長させているといわれています。
最初に外国で発表されたときには「ワンダーウィーク」と名付けられたようで、和訳されるときに「メンタルリープ」となったようです。
直訳するとメンタル(mental:知能の、精神的な)リープ(Leap:飛躍、変わる)となるので、急激に変わる感覚に赤ちゃんが戸惑って泣いているというわけです。
メンタルリープの種類
メンタルリープにも種類があり、週数によって変わってきます。
第1回(生後5週ごろ):「五感のリープ」
音やにおいなど外からの刺激を感じられるようになり、それに対して不安を感じることによって起こります。
第2回(生後8週ごろ):「パターンのリープ」
繰り返し見たものを覚えたり、規則性があるものを理解し始めることによって起こります。
第3回(生後12週ごろ):「推移のリープ」
首が座ったり、体が生まれたころより大きく成長したことにより、五感で感じられ刺激が多くなることによって起こります。
第4回(生後19週ごろ):「出来事のリープ」
短い間隔で起こるものごとが理解できるようになって起こります。リズムや手遊びなどができるようになります。
第5回(生後26週ごろ):「関係のリープ」
「距離」がわかるようになり、ママやパパがそばにいなかったりすると不安を感じることによって起こります。ハイハイができる赤ちゃんは後追いする子もいるようです。
第6回(生後37週ごろ):「分類のリープ」
物を持ったり、食べ物を潰したりして物事を分類するようになります。この頃から他人の言葉が少しずつ理解できるようになります。
第7回(生後46週ごろ):「順序のリープ」
物事の順序が理解できるようになり、食事を自分で口元に運んだり、積み木を積み上げたりできるようになります。
第8回(生後46週ごろ):「工程のリープ」
赤ちゃんから幼児へ思考が変化し始めます。物事の工程全体が理解できるようになり、なんでも自分でやりたがりますが、うまくいかなかったりすると俗にいう「ヒステリー」のような状態になることもあります。
第9回(生後55週ごろ):「原則のリープ」
前回のメンタルリープで学んだ工程にルール(原則)があることを理解し始めることによって起こります。また、自我が強くなることで、要求が通らないと暴力的になったりすることもあります。
第10回:「体系のリープ」
今まで学んできたことを体系的に理解し、環境に合わせて適応していこうとすることによって起こります。ただ、思いがうまく伝わらないと激しいぐずりになってしまうこともあります。
メンタルリープの時期をカレンダーで示してくれるツール
世の中はすごい便利で、メンタルリープを計算してカレンダー上に表示してくれるwebサイトがあり、とても便利です。
注意点として、出産した日(誕生日)ではなくもともとの出産予定日に基づいて計算されることになりますので、出産予定日を入れるようにしてください。
わが子のようす
カレンダー上では、すでに第1回目のメンタルリープを終えて次のメンタルリープへの準備期間といった状態です。
ただ、最近のわが子の様子を見ていると、冒頭でも書いた通り何かよくわからない泣きが一昨日くらいから始まったかなといったイメージで、絶賛それが続いています。
なので、1週くらいずれて第1回のメンタルリープが始まったかなという印象で、終わるのは今週の土曜あたりになる予想です。
ただ、ぐずり始めても割とすぐ落ち着くことが多いので、本当にそうなのかな?といった不安もあります。
これが土曜あたりにパッとなくなったら、あぁメンタルリープだったんだとなるのかなと思っています。
今後もカレンダーを参考にメンタルリープがどんな起きていくのか検証していきたいと思います。